八朔

本日のかき氷とクッキーには間に合わないかもわかりませんが、今向かっている道中です。午前中に新しい部屋の鍵を受け取りました。来週、部屋を変わります。2011年の11月から住んだ部屋で、始めは街に陰気な気配を感じてましたが、住むうちに、区役所も新築され、近くの道も電柱を地下に埋めて美しくなり、街の様子に分厚い幕が薄くなった感があります。この土地の色々な物を身体に提げてイベント等に参加していたことだろうと考えます。そして、次の場所も色々とあるかもわかりませんが、ドンドン、ポスティングして場も変えていこうと気持ちが湧きます。今朝、少しだけ梱包しながら、手にした本を開いた所、お金を宗教に例えている文言が目に入りました。そして、自分はお金をどう思っているのだろうと、お金の使い方は生き方との先生のお言葉と重ね、改めて考えております。お金は道具、手段であるべきなら、自分の生活、人生の何のための道具としているのかとなります。また話は全然違いますが、昨夜、大伴家持の特集を見て、万葉の時代の、詩で心情を表現する習慣を、色々な方が当時を想像しながら談義し解いていました。古の人から続いた心の言葉を表現する民族性に改めて、私達には、神と通じる心が備わっているようにも感じられ、嬉しくありました。
戦後、建前を使う様になったとお聞きしておりましたが、改めて日本人の本来性を垣間見たようです。
ありがとうございます。
田嶋利江子