新たな扉を開く

「もはやコーヒーとは言えない」。高麗さんが仰っていた御言葉を、そのまま体験しました。何とも不思議な美味しさの、いだきしん先生焙煎 天運コーヒー。NY行きの御守りに とっておこうと思っていましたが、待ちきれず開封し淹れました。白いコーヒーを初めていただいた時以来、驚きの体感に ４月から燻っていた鼻周りのもやもやが晴れ、眼の奥が通り汗が噴き出ています。何より爽やかで、昨日と同じ場所に居ながら 別の空間に居るようです。「新しい何かががこの世に登場すると、それだけで世の中のバランスが変わる」。世に無い新しい作品が生まれた時に、高麗さんが仰った一言が蘇りました。いただいた日毎に新たなことを始められる、新しい扉を開くコーヒー。いだきしん先生、真にありがとうございます。
岩村ゆかり