未知なる今日
昨夜のコンサートで、何もかもがぶっ飛びました。言葉は乱暴ですが、ぶっ飛んだのです。第一部では台風のように、まるでどこに向かっているのか、まったくわからない予測不可の世界に畏怖を覚えました。「私という人物像を、少しどかしましょう」私の奥にあるものは「恐怖」でした。未知なるものに、わからない、できないかもしれないと自分を先に決めつけ、怖気付く恐怖です。だから先に自分を守ります。先生の予測不可な、もの凄いエネルギーのピアノの音の渦の真っ只中で、ひたすら身を任せるしかありませんでした。
第二部、「自分を守るためではなく、人と出会い、世界と出会うために生きてみましょうか。」先生の言葉に、涙が出ました。不思議な映像というか、見たことがない色の混ざり具合の中にいました。やがて、真っ白な水飛沫の勢いに圧倒され、何もかもがぶっ飛びました。とても静かな気持ちに変わりました。何もかもが澄みわたる世界です。そのままの世界がありました。高麗さんが仰る未知なる今日が始まりました。ありがとうございます。
