信じる

先生のコンサートに縋るのは違うとわかりながら、母の言葉が胸の中に重く残ったまま府中へと向かいました。ライブ配信でメッセージをお聴きし、更なる深奥な世界を経験させていただくのだとわかりました。駅から会場までの並木道を先生の音と共に歩く時、何かが変わっていくのです。会場に入り第一部が終わる時、体から丸い輪っかがぽっかり浮かび上がり、頭の上から抜けていきました。胸の奥の何かが溶けて涙となりました。帰り道はとても不思議ななんとも言えない体感です。帰宅後は疲労困憊で、そのまま休みました。

今朝、目覚めた瞬間「信じる」とこたえが出ました。今、私ができることです。母が自分で乗り越えるのです。母を信じること、それがこたえであり、同時に私も自分で乗り越えるのです。胸を塞ぐものはなくなりました。きれいな青空を眺めながら書込みをさせていただいています。コンサートの経験は深まるばかりです。ありがとうございます。