歩き方

今月新しく始めたことをきっかけに、自分の歩き方を見直しています。今までもそうでしたが「あっ、これだ」と感じても、次の瞬間余計なことに意識が取られると途端にわからなくなるのです。自分の体で覚える前に曖昧な記憶に変わり、かえってわかったと思った記憶に囚われます。昨夜の帰り道も体で確かめながら、掴みかけた歩き方の試行錯誤でした。何かが違うのです。歩き方という意識をなくしてみました。ふと、東北の応用コースで先生が仰った万有引力の法則を思い出しました。「地球の接線のところに立っていると地球の中心に向かっている。それが一番力が入っていない」「これだ！」とわかった瞬間、歩き方が変わりました。足が前に向かうのでなく、丹田が前に向かっていく。だから結果、この足が出て歩くんだ。そうわかったら、速さと軽さがまるで異次元でした。中心がわかると余計な意識にブレることも惑わされることもありません。体が違うと教えてくれるからです。宇宙と地球とひとつで生きることを、歩き方から学びました。いちいち頭で確かめる癖があるのも認識しました。体で丸ごとわかり、そのまま生きたいと望みます。日常生活での姿勢が変わると気持ちがいいです。もっと変わっていけるとわくわくしています。ありがとうございます。