「出会いの一日」に参加し

縄文コンサート、エチオピア「天命」コンサートとDVDは持っておりましたが、やはり会場で拝聴する臨場感は自宅では無理と感じられました。改めまして、大偉業を成されたコンサートであったと感嘆しました。上映前のお話しで更に主旨への理解が深まり、また尋常でない旅を経てエチオピアの方々始め私たちや世界中に精神をお伝え下さっていることが大画面と大音響にて身の内に響き渡りました。施設にて手術後かの男の子に先生がじっと対面されるお姿は、一つの命も尊く大事に向き合う本当の人間の姿と目に映り、頭が下がる気持ちでありました。演奏は内面が宇宙と通じ、また大地からもエネルギーが湧き上がり、すべての命と交わり精神を取り戻していく音と感じられました。上映が終わると私も皆も、生の演奏かの如くに拍手を送りました。そして「魂の語り」は高句麗伝説そのものと思われました。凄まじいエネルギーが動き、身体がついて行けていないことが情けないと感じました。またこのエネルギーの中表現される高麗さんにも頭が下がりました。今までよりも更に深くそれぞれの詩が語られ、今この時に更に多くを表現できる時代となったことを感じます。また、今この時代に二度と繰り返してはならないと伝えても下さっているとも受け止めます。先生がこの日を喜んで下さっていることをお聞きし、私たちも心から嬉しく感じます。
ありがとうございます。

田嶋利江子