魂 表し生きていく

いだきしん先生、高麗恵子様、1月11日狛江にて、高句麗伝説を
心よりありがとうございました。
自分の人生にとりまして、生涯忘れられない経験となりました。

魂取り戻す時に人間は人間になるのだと経験し、全身震えました。
そして胸から飛び出しそうになった何かは魂とわかりました。
抑え込み抑え込み、隠して隠して、偽ることが当たり前になり
以前はまったくかすりもせずに素通りしてきたことが、今となり
偽り隠していることが、無視できないこととなりました。
しかし、ちゃんと魂の表現をしていないと、自分自身の悪い癖ばかりが
噴出して、大変なご迷惑もおかけしてしまいます。
開演前には貴重なお時間をいただきミーティングをしてくださり、
自分勝手に生きてきたこれまでの自分を心の底から恥じました。
共に生きていきたい人を苦しませ、最も嫌なことをしてしまい、
必ず生き直し、真の自分をあらわしていく一年にすると心に誓いました。

開演前はさらに、いだきしん先生が白いコーヒーを淹れてくださいました。
コーヒーを淹れる予定でロビーに出てこられたわけではなかったのに、
てっきり淹れに来てくださったのかと思い、お声かけしましたら
心よくお受けくださいました。淹れてくださった白いコーヒーは本当に
澄んで美味しく、心身満たされました。誠にありがとうございます。
その時窓の外には赤く染まる夕焼け空と富士山が見事に広がっていました。
先生は昔、美しい光景をご覧になっても、全然わからなかったということを
お伝えくださいました。講座で何度かお聞きさせていただいたことでしたので、
そのようにお聞きしたことがあるという反応をしてしまいました。その時はじめて、
自分はどうなのかと問いました。窓の向こうに輝く夕日と富士山を見て、美しいと
心から感動しているのかと。そうです、していないことに気づいてしまいました。
心が動かなかったのです。もはや人間の心がないのかと、一瞬落ち込んだのですが、
周りがどうかではなく、自分のありのままを認められたことはよかったです。

そして迎えました高句麗伝説本番。正直に申し上げて、最初は悲しいほど、音も詩も
心に入ってきませんでした。姿勢を正しても、聞こうとして耳には入っても、ちゃんと
聞けないのです。頭ごちゃごちゃ、心落ち着かない状態では、聞けないのだとわかりました。
今回は席にて聞かせていただき、そこに居ることに集中いたしました。次第に高麗さんの詩を
聞けるようになってくると、余計なものは祓われていて、もう涙よりありませんでした。
胸震えて、感動を超えた涙でした。そしてあっという間にアンコールとなり、
拍手が一体となった時には全体とひとつであること、何も境などなく、人と人とは
幸せに生きていけることをわかりました。最高の瞬間でした。
コンサートを経験した後は、全く次元が変わっていました。魂を表すことなくして
未来は創っていけないことをよくわかり、これからです。
心よりありがとうございました。