「天才」を生きる！

実は、昨日は、高校山岳部の付き添いで、生駒山系に行っていたのですが、心配された凍結はなく、春のような陽光の中を汗して、山歩きを楽しみました。前日の雪の京都での「応用講座」で強く蘇ったわが「いのち」が、もう最高に喜び輝いているのが実感できてうれしくてなりませんでした。「強い自分を手にしたい！」と一人興奮して臨んだのでしたが、もうピアノ演奏を聴いただけで、体奥深くが洗浄されている気分でした。そして、なにか言いたくなって質問したのですが、先生に「もう終わりか。朝まで話し合ってもいいのだ。」と言われ、『そうか。もっと全身全霊で言葉を発していかないとだめだ。』と、さらなる勇気と気力を手にすることができました。ありがとうございます。
とんでもない勘違いをしていたことにも気づきました。それは「天才」とは、とうてい自分なんかの及ぶところでないし、努力を重ね、「秀才」になるのが関の山と思っていたのです。先生のような人でないと、とても「天才」なんかになれるものでない。まさに勝手に「枠づけ」して、独善はいけないし、つねに謙虚でないといけないと、自分にブレーキをかけていました。「天才」とは「天賦の才」と、先生はていねいに言ってくれました。思えばそれがない人は、生まれてきてないはずです。なのに、ついつい「それはわかるけれど、難しいなあ！」となってしまうのです。天衣無縫の自分に何度も立ち帰らせてくれているのに、「本音」も語れず、「命」も伝えられず、逡巡ばかりしていました。これからは、自分の「天才」に生きていこうと思います。