詩が詠まれ 風集い
NPO高麗のお茶室の中庭につくられた山のマーブリング制作場に、高麗恵子さんがあらわれて、制作がはじまるまえにお話しをされると、遠くで鳴いていた鳥がどんどん近くまできて、高麗さんに語りかけます。本当に「高麗さん、ねぇ高麗さん」っと語りかけているのです。
朝準備をしていた時に囀っていたどころではない色んな鳥が高麗恵子さんが話し始めると山のあちこちから集まってきます。それはそれは爽やかな緑の風が吹いて、木々がゆれキラキラ光がゆれ、全部が美しいなかで、次々に染められていきます。白地の反物の地模様を一瞬ご覧になって、長い桶に素早く絵の具を放ち、風が吹き、絵の具が動き、高麗さんの合図で、反物が水面に放たれます。一瞬に白地に色がさーっと走り色がはいっていきます。えも言われぬ美しい流れなのです。そして感動している間がないほど、次々に世にない存在が誕生していきます。すごく近くまできた鳥が、大きな声でずっとさえずり側にいます。石巻での作品展にむけて、大きなオーガニックの生地も3枚染められ、現れたダイナミックな模様に、やったーっと感動よりありませんでした。
マーブリング制作場で、ビデオ講演会、メッセージ、即興詩も詠んで下さいました。まるで山の斜面のあちこちに、5月の女神さまの詩をききたくて、集まった人々、鳥、動物、大地、風、水の光。。。みんな一緒にきいているようです。風が吹いて詩が詠まれ、詩が詠まれ風が吹く。こんなにこんなに幸せな時はありませんでした。最後に詠まれた即興詩の時、さーっと風がおこって「この風は五女山の風。。。」とはじまったとき、涙があふれるのでした。そして風がやみ、詩の時もおわりました。なんとドラマチックなのだろぅ。。。山での詩と語り「大地の声」でした。感動の山の即興詩、マーブリングありがとうございました。
ウイングス京都での応用コース、先生の語られることのあまりにもすごく、ただただおききするばかりです。いだき講座2日の生命の光の音、「たったひとつの生命が永遠に続く」真になにからも「自由」にしていただき、「平和になる」と先生のお声をおききしました。
偶然にも、「天 今」の音と出会い、人間弾いてる音じゃない。この音弾いてる人に会わなきゃダメになると感じ、高麗恵子さんとの電話でのお声をおききし、いだきに出会えた奇跡を新たに生きていきます。
高句麗伝説どうぞよろしくお願いいたします。