KEIKO KOMA Webサロン

東京高麗屋にて


自分では想像もできなかった巡りにより、東京へとやってきました。
今年は今までとは全く違う年の始まりとなり、まるで違う人生を生きていける息吹を感じています。

昨日、高麗さんから直接コーヒーの淹れ方を教わる機会を頂きました。
今まで、本当にありがたいことに、結工房でも働かせていただき、先生が焙煎される場面に居させていただき、先生や高麗さんが淹れてくださるコーヒーも頂いて参りました。自分の淹れるコーヒーとはまるで違う体感に、心の底から「美味しい」と、自然と湧き上がり、全身がまるで変わってしまう体感は今でもずっと覚えています。まるで次元の違うコーヒーと感じていましたが、そこから、コーヒーを頂くときには自然とその体感を求めるようになっていました。
その後、自分でコーヒーを淹れさせていただいても明らかに体感が違い、何かが決定的に足りないと感じていました。コーヒー自体は先生が焙煎してくださったコーヒーや、先生の音楽を聴いた最上級のコーヒーなのですが、心の底から「美味しい」と湧き上がってくるような体感がないのです。それは淹れ手の問題であることはわかっていました。
そこからコーヒーを美味しく淹れる一般的なことは学べる限り学び、自分自身もどうやったらコーヒーを美味しく淹れれるのか考え、気づいたことは実践し、工夫できることは工夫しました。コーヒーの味は以前よりも安定し、コーヒーのことについても詳しくなっていきましたが、それでも自分の淹れるコーヒーは何かが足りないという意味では変わりありませんでした。
昨年末、幻のコグリョカフェにてコーヒーを淹れさせていただく機会を頂き、高麗さんにもコーヒーを飲んでいただく機会を頂きました。その時に「芯があるコーヒーが淹れれるようになるといいね。」とおっしゃっていただき、そのようにおっしゃっていただきながらも、どうしたら芯があるコーヒーを淹れれるようになるのかというのはわからないままでした。
そして昨晩、高麗さんに直接コーヒーの淹れ方を教わる機会を頂き、高麗さんのおっしゃるようにコーヒーを淹れさせていただくと、その足りない何かがなくなっていました。足りないものは「光」というのはコーヒーを飲んだ体感でわかりました。自分の淹れたコーヒーで、素直に美味しいと感じれたのは人生で初めてのことだったかもしれません。高麗さんから直接コーヒーの淹れ方を教わる機会を頂き、今まで自分が考えてきたような道筋では絶対に辿り着けなかった領域であることはすぐにわかり、高麗さんの凄さを改めて感じ、高麗さんへの感謝の気持ちと、高麗さんのもとで働かせていただける喜びが溢れていました。コーヒーを淹れさせていただくことを楽しいと感じれることが何よりありがたく、感謝の気持ちよりありません。

今年は飛躍の年と考えると、まだまだ成長が必要で、まだ今年も始まったばかりで、まだまだこれからなのですが、それでも大変尊い機会を頂け、大変尊い経験をさせていただき、新たなるスタートを切れますことに感謝申し上げます。

ありがとうございます。

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比叡山 お茶室にて
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ロシアより
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盛岡市民文化ホールにて