無心

大宇宙の真っ只中で、中心から吹く風を最初から最後まで受けていた高句麗伝説です。高句麗、五女山、いだき、宇宙と、今まではどこか部分的に捉えていたことを自覚しました。すべては一つであることが分かったから、自覚できました。実際に会場で経験しなくては、あの凄まじいまでのエネルギーと一つになることはできません。神なる宇宙の存在の前では、ただひたすら無心になるしかないのだと経験しました。今まで取り巻いていた、それまでの屑みたいなものは木っ端微塵です。先生が応用コースで仰ったことば以上のことが、現実に今起こって正に自分が真っ只中にいる中、先生と高麗さんの姿に合わせ自分のことを、ふっと考えました。この出会いは、ただ事ではないと今更ながら思い知りました。幼い頃、ずっと「帰りたい、帰りたい」と心の中で叫んでいました。「ここが自分の家だよ。どこに帰りたいの。帰る場所はここだよ。」と何度言い聞かせても、心の叫びは強くありました。その内に子どもながらにあきらめ、忘れたのです。そして何十年も経って、先生と高麗さんに出会いました。「源は愛」帰りたかった叫びは、ここにあり高句麗伝説で、すべてが一つになったのです。無心になると、見える世界も感じ方も変わりました。もっと素直になればいいのだと気づいたら、とても楽になりました。またしても、とんでもない大きな流れの中で今を生きていること、いのちあること、ありがとうございます。