「かくしん」(核心・確信・革新)に触れて!
気持ちの良いお天気の「文化の日」の朝、「かくしん」と共にある!
三日前の夜、東京新宿で開催された「高句麗伝説」コンサートの余波
それは、パイプオルガン、シンセサイザー、太鼓、琵琶、笛、クラリネット……
イダキシン先生の多くの楽器の即興演奏と高麗恵子さんの即興詩の共演コンサート
何度経験しても、また新しい明るさと輝きが瞬時にして身を包み、「いま」が現前する
1400年前の東アジアの王国「高句麗」、天を地にうつす王たちの営みと愛の奇蹟
歴史の縦軸と現在の横軸を明確にしつつ、これからの世界を構築する意欲を表現する
世界中の民族の愛と平和を希求し、ともに立ち上がろうという呼び掛けが胸に刺さる
今の状態ではとても参加できないと思っていたが、「優先順位」を取っ払ってしまった
講座での熱いお話と、仲間の熱い勧誘とが、「いま・この時」を輝かせる決意を促した
それは、まずは「欠勤工作」から、のっぴきならぬ案件出來して東京へ行かねばならぬ
奈良の友人が知人たちと車で上京するのに便乗させてもらう、往復14時間の乗り合い
道中問われるままに「万葉集」を学ぶことの意義や「掛唄」の面白さを熱弁してしまう
しかしコンサートの高揚冷めやらぬ中では、仮眠もままならず、ハイウエイの旅の疲労
奈良駅3時着、なんと始発は4時50分、久しぶりの路上に座り込んで「駅沈」する
そう言えば4年前、台高山脈で遭難ビバーグしたのだった、鹿が見守ってくれたが……
とにかく明るく、とにかく新しく、圧倒的な音の饗宴の中で、「かくしん」に出会った!
あんなに響く朗読は初めてだった、「声」は言葉を越え、わが心を鷲掴みにしてしまった!
それは、30時間以上経って、やっとわたしの体の真ん中に鎮座して、「いま」にいる
昨日は、そのまま出勤し、いろいろ事務処理に追われ帰宅するも、すぐに理髪店へ行く
なんと9時間ほども寝てしまったが、掃除洗濯して、やっと「新生」の一歩を踏み出す
今は不安や心配が遠くにいるのが分かる、ふん、やつらめ、ちょっと近づけないだろう
なに、まだまだやっていける、わたしならではの個性的な生き方を実践していくまでだ
具体的なものに足を取られず、抽象的な言葉にふらつかず、大地を踏み、歩いて行こう