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精神を養うこと


新宿文化センターの高句麗伝説で、シンセサイザーの音により誘われた世界は、とてもロマンチックでした。宇宙へ飛翔する次元のなかにいると普段慌ただしい自分は去り、どこまでも広い空間は真の自分へと誘われるようなやさしい空間とひとつになっていきます。すべてがあり、満たされ、自然との境がなくなり、最も生きていきたい世界です。ふと、会いたかった人と感じたとき、東明王様の即興詩を高麗さんが詠まれていかれました。女性の悲しみを謳い、高句麗建国となる場面です。自分のいのち、生命の深いところとつながっていくようです。
女性は女性になることがやさしいと誘われていくように、一晩寝たあと、今になって深い女性性とつながっているように感じます。
古代からある楽器の音色は神秘でありながら精神が大事とあらゆる場面で感じます。
最後に高麗さんがお父様のご命日であった高句麗伝説の舞台で感謝のご挨拶を会場の皆様にされたとき、沸き起こった会場の拍手に全身鳥肌が立ち止まりませんでした。全体がひとつになり、波になりました。

歴史の重みは遥かな宇宙への次元となり、精神を養いなさい、それも早くしなさいと、内なる声が言っています。

新宿文化センター高句麗伝説をありがとうございました。

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府中の森芸術劇場ウィーンホールにて
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素晴らしい会に感動