気がつくということ
「ジェンダーをめぐって」の講座を、ありがとうございました。先生に質問させて頂き、自分のことを知ることができました。今まで何度も言いくるめられた感が残る釈然としなかったことが、実は相手に読まれているということを知り、愕然としながらも妙に納得しました。薄々と自分でも気づいていながら、仕方ないとうやむやにしたり、自分の中でいいように思い直していたことにも気づきました。また、冒頭から先生が「何を言いたいのか分からない」と仰られたことも、一番言いたいことをストレートに言わない自分が、あからさまに出ていました。肝心なことを最初に言わないのは、相手の顔色をうかがうからです。過去の男性との関係でした。「何度同じことをやっても、気がつかないのが問題。気がつけばいい。」とは仰る通りで、本当は気がつくのが怖かったのです。ですが、怖いなんて言っている場合ではありません。あらゆる問題がジェンダーに関わると、昨日ほど思い知ったことはありません。先生のお陰で、今までとは違う見え方に気づきました。会社は仕事をすればいいのに、相手の言い方とか余計な感情に囚われているのは自分でした。もっと違うやり方があるはずです。「余計なこと」の意味も分かりました。「自分の時間を、どう活用するか」仰って頂いたように、もっと大事にします。先生と奥様との話は、いつも涙が込み上げます。奥様が女性の味方であること、世界の今のこと、昨日のジェンダーの時間を無駄にすることなく、そして自分の小さなことから、もっと大きな世界のことへと向かえるようになります。