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いい男、いい女、いい関係性。


昨日の「ジェンダーについて」はこれまでの中で最もわかりにくいジェンダー講座でした。

その「わからなさ加減」に諦めながら質問もできない状態で いだきしん先生のお話に聞き入っていました。資本主義社会の根本にある「資本の論理」から外れない限り、本当の恋愛は成立しないこと、真っ当な人間として生きていけないことをずっと前から いだきしん先生は仰っていたのに、そのことを自分は本当にはわかってなかったことが2時限目の後半にやっと理解できました。いつもお聞きしている「全部やめる」ことは、昨日の表現では「一抜けた」でしたが、その意味が明確にわかってからやっとこの日が「ジェンダーについて」の講座だったことの意味も理解しました。今思うに、ジェンダー講座はいつも「受講生の質問に先生が答えていかれる流れ」で身近な問題として理解していくように進められてきました。ところが昨日は今が歴史的な大転換の時ということもあってと推察しますが、先生自らが「いだきしん先生のジェンダー論」を展開してくださったのだと感じます。だからいつもと違って中々先生の講座の真意がわからなかったと自分自身は振り返ります。

3時間目でやっと質問として言葉になったものの「自分がよくわかってなかったことがやっとわかった」ことに関して、講座で話された奥様の晴美さんとの関係性のことや、「外れて」から起こった先生の変化のこと、(衆妙の)門の意味などをお聞きした私の質問の域を遥かに超えて、ロシア・ウクライナ情勢や中国の日本侵略戦略、米国や仏国の動きなどに詳しく言及していただき、その後の講座の後半は、これら世界情勢を解決する要がシェンダーであるという「いだきの本質」へと我々を導いてくださいました。何とか6時間に及ぶ「先生ご自身のジェンダー講座」のゴールに間に合いました。

先生が「一抜けた」のは、資本主義社会における資本の論理の足枷を外すことだったと理解したのはマルクスの話でした。資本論を代表とした多くの著作物を世に表し世界中に大きな影響を与え、稀代の天才とされるマルクスが「出家したヤンチャ男」のように感じられる先生のお話でした。マルクスが「この世に生きた人」ではなく、また貧乏人が大嫌いだったことや自分の子どもを他者(エンゲルス)に預けてしまって生きていたことが「外れる」ことであったこと。また夫婦の良い関係を「子どもが邪魔をする」との目から鱗の意外なご指摘に「なるほど!!」と思わず心で手を打ちました!! 奥様の晴美さんと先生の良い関係を継続していくために子どもさんたちに「邪魔しないように」と語りかけ、お子さんたちがポカーンとしていたことも、その微笑ましい光景がポワンと浮かびました。私には昨日のジェンダーのツボでした。
いい男、いい女、いい関係性がジェンダーの要でした。
そしてさらに要のアントレの門に入ります。本日もよろしくお願い致します。

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