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岸辺から


5月のびわ湖、奈良の高句麗伝説以来、生のコンサートに参加できず、ずっとライブ配信にて参加させて戴いていました。コンサート会場でないとなかなか集中できず、集中できた時は心底会場で聴くことができたらどれほどの経験ができるかと思うと、居ても立っても居られないでした。やっと本日、三鷹 風のホールでのコンサートから参戦できて感激です。高麗さんと入り口でお会いでき、ただ無性に嬉しかったです。会場でお会いするスタッフの方々やご参加される方々からも会場に来れたことを喜んでくれて、何だかとても幸せです。母を10日間もひとりにして大丈夫かという不安も大きかったのですが、ケアマネさんにも相談して時々様子を確認してもらうことにして、食品等も準備して出てきました。昼頃電話すると大変元気で声が活き活きしてました。監視人がいないので、のびのびしてるのかもしれません。

初代IDAKI Shinサウンドシステムでお聞きするライブ配信はかなり素晴らしい音を経験できますが、やはり生は体感がまるで違います。第1部はほとんど何も覚えていないほど、あっという間に終わってしまいました。第2部では、ある音の連続をお聞きしていると波打ち際を感じ、岸辺という言葉が生まれてきます。ふっと、房総半島の海辺の町で育った自分は生命の中に潮騒の音があるのかもしれません。随分前に、どこで育ったかをご存知ない高麗さんから「由美さん、潮の香りがする。」とおっしゃって頂いたことがあります。高麗さんの感性に驚きます。先生の演奏から、高麗さんのホームタウンである三鷹は生命の源の海を感じます。この岸辺から新しい人生をスタートできる恵みに感謝でいっぱいです。アンコールで先生といっしょに、みんなといっしょに手拍子していると合奏の練習しているみたいで、ぴたっと合った瞬間、これが平和な世界と感じ涙溢れます。手拍子しながらIDAKIファミリーと感じ、愛に満ち幸せに生きていけることに感謝よりありません。いだきしん先生、高麗さん、ありがとうございます。明日も新宿文化センターのコンサートに参加できることが夢のようです。

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京都コンサートホール 大ホールにて
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