KEIKO KOMA Webサロン

収穫


連休中にヘッセの『知と愛』を読んでしまったことが大きな収穫だったように思う。こんな名作を78歳になって読み、感動することが、ちょっと恥ずかしいことのようにも思うが、「思索」にはいつも栄養補給を欠かせない。「完全な存在」への近道であろう。そして、もう一つの「詩作」には、神秘をとらえる感覚と、豊かな愛情とがなくてはならぬ。「思索」と「感覚」、「精神」と「エロス」、「霊魂」と「血肉」、そして、二項対立を越えていく展開に、次第に引き込まれ、深く感動したのだった。「感覚を通る道」で「存在の秘密」に出会い、表現していくゴルトムントと、ドイツ、”黒い森”を歩いてきた感じだ。
先日、双子の姉妹を連れて、法隆寺から矢田寺への山道を歩き、「物言わぬ自然も、寺や町も、物言う人も、そこを過ぎていくいく者を幸せににする散策だった」と詩に書いたところだ。その姉妹は、15日の「高句麗伝説」に行くと言ってくれる。これも今日の収穫の一つだ。

 

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高麗ギャラリーカフェにて
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新作マーブリングTシャツです。びわ湖ホールロビーにてお披露目させて頂きます。
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盛岡市民文化ホール 大ホールにて