水鏡

府中の森でのコンサート、また新しいステージへの変化を感じた経験でした。
未知への誘いをありがとうございました。

新しい空間、音との融合がさらに隙間なく、空間とひとつの自分を感じました。水滴が浮かぶような水の球が、天からの雫のようにいくつも浮かび、冴え冴えと澄み切った空間に何もかも赤裸々に顕れる新しい時代を感じました。重く沈むような空気感、膜に覆われたような疎外感は今の世の中そのままと感じ、抜け出し口を求めている多くの魂を感じました。

水面を包むように、水鏡を抱きかかえるように、胸の内にある宇宙が映し出され、渦を巻く中心から生まれる光を感じ、やっと沼から救い上げられたように頭の曇りがはれていきました。視界もひらけ、天からの新しい光と出会い、夢から醒めたような体感でした。くもりないひらかれた世界に解放された歓びに胸がいっぱいになりました。満ちる時をありがとうございました。