9/5府中コンサート

第一部「トランスフォーメーション」

DXのＸで「変容」の意です。自分自身も変わりたい、自分を表して生きたいという気持ちで聴かせて頂きました。

音からくる情報量が多く、情報が重層的に行き交う中、ただ未来に向かって可能性を拓いてゆく体感でそこに居ました。その中で、自分の内に本音を問うように、演奏をお聴きしていました。だんだんと余計なものが剥がれて、背筋が伸びてゆきました。

第二部のタイトルをお聞きした時、現地には行けなかった盛岡コンサートの経験が出来る！と嬉しくなりました。ただ、ただ背筋を伸ばして演奏に集中しました。ピアノの音も、パイプオルガンも中心へと向かい余計なものを振り払ってゆく体感で、ただひたすら中心へと向かってゆきました。ある時、なんだか懐かしいような泣けてくるような場所に辿り着きました。心の故郷という感じです。懐かしくて、ずっと居たい、ずっと触れていたい世界でした。アンコールは、愛と感じる演奏が左胸に響き、身体の内側にじんわり染み渡る体感でした。

素晴らしい経験を有難うございました。

夏の終わりの身体の疲労がありますが、今迄の生き方の疲労と感じる日々で、このまま続けていたら駄目になると感じ、正に生き方を変える必要を感じています。ここ数年の勝負と感じ、今一歩踏み出す時に、頭から身体から必要な情報、経験を頂き、誠にありがとうございました。本日のコンサートも楽しみにしております。