5.13 山の朝

山の家の窓を開けると、爽やかな五月の風が吹きぬけ、色んな種類の鳥たちが歌っています。
昨日、高麗さんがマーブリング制作場にて、写してくださったお花が朝日と風に揺れて、「こうまさん　ありがとう　ありがとう」と揺れていて、自分の胸もゆれるほどに、その素直で、優しい姿に涙があふれてきました。
山の風と月の光、星の光、マーブリングをしてくださったときの水の清らかさ、風、草木の甘い香り、風…と高麗恵子さんの生命がひとつにあらわれたブラウスが、朝日にゆれて、それはそれは美しいのです。人がこんなにも美しかったら、人と人は新しい仲良しになれるね。自然も変わっていくね。ゆったりと大らかな山の風が絶えず吹く朝に涙があふれるばかりです。そして、通奏低音のように、静かに深く、さざ波のように風はふくのです。
高麗恵子さんが誕生した日。
世界中が仲良しになっていける、全ての生命に希望の光があらわれるはじまりの日。
高麗恵子さん、お誕生日おめでとうございます！