KEIKO KOMA Webサロン

ありがとうございます


昨日の地震から、24時間が過ぎました。
担当しているラジオの生放送が3時に終わり、来週の準備をしている最中の16時27分、
ミシッ、グラグラグラっ!と来ました。
建物の中にいても、攪拌されているような体感でした。
放送局のCD棚のすぐそばにおりましたので、棚を押さえながら揺れが収まるのを待ちました。机の下に隠れるという発想はありませんでした。ただ揺れが収まるまで、じっとしているよりない状態でした。
緊急地震速報が間に合わないほどの、急な揺れでした。
10年前にも経験していますので「ここは震度6くらい」ということはすぐに感じました。
(実際は熊本市中央区は5強、と発表されていましたが・・・)
収まってからもまた余震がすぐに来ました。何度も揺れました。
社員ではないので、帰宅を許され、スタジオを出ました。
自宅までは歩いて25分。35度をゆうに超える蒸し暑さの中、家路を急ぎました。
家の中へ恐る恐る入ると、案の定、キッチンにはガラスと陶器が散乱。
デスク近くの本たちや書類は雪崩をうって落下。
とにかくもガラスや陶器の破片から掃除し、(高麗さんのグラスやカップは、「奇跡だ!」と思える状況で無傷でした)落ちたものはすべて平積みにして片付けまして、
夜8時45分、八代の母の元へ車を走らせました。。
国道は予想以上の大渋滞、30分かけて10メートルしか進まないところもありました。
脇道を走って時間を稼ごうとナビを見たのですが、信号機も止まり、停電もあり、暗闇といっていいくらいの道路。ナビの指示通りにいくと、その道を塞ぐように建物や民家が崩れ落ち、通行できないことしばしば。(10年前の益城町を思い出さずにはいられませんでした)ついに道に迷ってしまい、ぐるぐると走らせているときに、道路がありえない隆起を起こしている箇所がいくつもいくつもあり、車はバウンドしまくって、油断すると、ハンドル取られるほどでした。少しずつ、そういった道の走り方のコツを覚えてきましたが、「いつもの通りにしていては危険極まりない」という状況に出くわし恐怖を覚えます。
たまたま出会った、氷川や小川の方々。道順を教えてくださったご夫妻。また、家屋倒壊している現場で捜索をなさっていた消防士のかたがた・・・このような中にも出会う方々にありがたいほどのお力添えをいただきました。
いつもは90分で着く八代の母の家ですが、そのようなこともあり、結局6時間かかって午前3時にやっと到着。
母のマンションはエレベーターが故障。6階まで、家から持参した水タンクを二つ抱えて非常階段を上りました。母の家は、水が天井からまた、10年前と同じように落ちて、畳は水浸し。私が来るまで延々と、水を掬っては捨てていたそうです。
しかも給水塔も壊れ、蛇口からは肝心の水は出ない!という状態。
なんとか倒れたものを立てて、いろいろ片付けました。ベランダの室外機を抱え起こしながら、二人で仰ぎ見た月の美しさは、一生忘れないと思います。
そして今度は車で母の店へ行き、割れたガラスや、9割が破損した食器の片付けと、キッチンの片付け。
そしてまた母の自宅に戻れたのが朝7時前でした。
するとマンションの上の家から火災警報器が鳴り響いています。住人は避難して留守。
慌てて消防署に連絡し、署員さんを待ちました。警報は地震による誤作動と判明。若い隊員さんに「昨夜は寝てないでしょう?」と声をかけたら「はい」と静かにお答えになり、心底頭が下がりました。「ありがとうございます」を伝え、ようやく帰途につきました。
朝の明るいなかで見ると、道路の損壊のひどさに愕然としました。あちこちで隆起したり割れたり、中央に大きな亀裂ができたりしています。いつものような運転をしてると、車が飛びます。そしてガン!と落ちます。信号機も道のりの半分ほどがまだ止まったままでした。凄まじい状況でした。そんな中、運転中に疲労と眠気がいきなり襲います。思わず「いだきしん先生!がんばります!!」と叫んでいました。そうするとどこからともなく元気が出ます。ありがとうございました。なんとかようやく熊本の自宅に帰りつきました。
昨日は午前中におにぎり一個を食べて以来、何も食べてなかったのですが、無事に帰宅まですることができ、ありがたかったです。長々とすみません。いつどこでこのような災害が起きてもおかしくない日本にいながら、やはりどうしても油断してしまうものだと痛感しております。これ以上、前回のような大きな地震が再び起きませんようにと願いながら、今自分にできることを考えます。これから配信で申し訳ありませんがコンサートに参加させていただきます。先生、高麗さん、いつもありがとうございます。
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