KEIKO KOMA Webサロン

光のホールコンサートを終え


「努力」という言葉にどこか懐かしさを感じながらも、以前とは違う新しい概念の「努力」と受けとめ楽しみにするところがあります。中心から放射的に放つ大元の力が表現されるのかと思われ演奏に身を委ねました。響き渡る演奏の中、ある処で溝落の下あたり、十二指腸から小腸のあたりが、真空化というのか、圧縮され密度が増すように感じられ、エネルギーが注入されているのかと感じました。電気自動車の充電のようです。内在する本質を自覚することが努力の成果への要と受けとめましたが、「自覚」が言葉に至らず歯がゆいところです。精神、魂が「愛」によって成長することに、自分はちょうどあるドキュメンタリーを見たこともあり、貫く「情熱」によって為されると感じております。ドキュメンタリーでは、本人の情熱の先には人や動物や自然があり、存在が愛を「守る」ために情熱を注ぎ、その姿はただひたすら人と純粋な信念に支えられていると感じられました。そのドキュメンタリーの影響もあり、昨夜はひたすらに世界の現状が頭を過り、貧困が故の無教育が何とかならないかとテロリストとなる環境のことや児童労働など演奏中ほぼこれに占められてしまい、挙げ句、日本の政治家までも考えてしまう始末で、コンサートの場に着席するには相応しくなく恐縮です。演奏が終わり、先生のご様子からも大事がなされたと伺え、尚更頭が下がります。
ありがとうございます。

田嶋利江子

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お茶室にて-2
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三鷹市芸術文化センター風のホールにて
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仙台 高麗屋にて