KEIKO KOMA Webサロン

2020年7月28日


高麗恵子様のお母様の訃報を受けた夏の朝を忘れることはありません。当時はまだ“電話連絡網”でした。連絡下さった方の声、暑い部屋、「これからなのに」と一人大泣きしたことが昨日の事のように想い起されました。よくお会いさせていただきました。そして高麗様の親孝行ぶりは世界一ということを身近な人々には語ってきました。それまで私は、お仕事も忙しく、世界の平和実現へ向けて邁進されておられる方なので、おうちのことはなさらないと思い込んでいました。違います。高麗さんが作ってくださったお料理の美味しい事この上なし。お掃除や珈琲が素晴らしい事は多くの人が知るところ。高麗様と同行させていただくようになり最初に反省したことは「親孝行」でした。お忙しい道中1分あれば、お電話。しかも一日何回もです。3分あればお家に顔を出されて10分あればお母様ばかりでなく家政婦さんへもプレゼントのお洋服などを買いに行かれました。ですから、亡くなられたとき、きっと無意識に電話をお手にされるのではと、1年くらいはそう感じることが多かったです。
誰にでも愛され、京子様が押す車椅子でご療養先やコンサート会場でアイドルのようだったお母様の笑顔がいつも心にあります。昨日感じたことは、頭脳明晰でいつも皆のことを考えておられたお母様こそ「プリンセス」だったということです。

いだきが伝わるかどうかは、やはり生き方、在り方なのだとあらためて考えた尊い一日でした。しかも全く新しい時代に変わっています。全てを変えようと心新たとなる様々な出来事がありました。ありがとうございます。

音と響きの中にすっぽり包まれる「NPO高麗迎賓館」でしかない、特別な尊い経験に感謝が絶えません。新しいスタートを共にお祝いさせていただき、心より感謝申し上げます。永遠のトップスター、永遠のプリンセス、真の王の誕生です。

ありがとうございます。

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