銀河鉄道の夜再来

全くの妄想ですが、銀河鉄道の列車がどんどんと力強く走り出し、そのうちにピアノから炎が吹き上がっているように感じられ、自分までも炎と化したかと思われるときがありました。またそれぞれに翼が生え、鳥の翼でなく飛行機の翼が皆にピシッと生え、飛び立とうとしているかのようにも想像し、自分でおかしく感じられました。と同時に、本当に皆飛び立つ時にきて、先生の表現が翼を下さったと感じられます。
後半では、ひたすらに「素敵」と感じられ、本日の展示会も、私と出会わせて下さった作品も、そして、いだき講座を受けた私たち受講生も皆光り輝く存在で、何て「素敵なの」と心で連呼する自分がありました。先日の「ジェンダーをめぐって」の講演会で女性の中に幸せのもとがあることを思い出し、自分も含め世界中の女性たちは皆幸せが中にあるということが嬉しい自覚とそんな女性は素敵な存在と感じられました。そして天井を見上げ、このマリオスの小ホールも素敵と感じたところで演奏は終わり、あっと言う間のコンサートでありました。ただ座っているだけで、こんなにも素晴らしい経験が出来ることが幸せのひとときと感じ入ります。
ありがとうございます。
田嶋利江子