食べ物について

昨夜突然、「先生のコンサートが始まる。」と慌てて時計を見ました。まだ17時半でした。その後は、何とも言えない気怠さと眠気に襲われ、再び時計を見たら19時15分。思い切ってイヤホンで、先生のコンサートにアクセスさせて頂きました。耳に飛び込んできたピアノの音は、勢いよく流れる水の音でした。唐突に流れ込んだ水の流れが、一気に全身を駆け巡ります。何があっても留まることのない清流は、先生の生命そのものでした。先程まであったくぐもったものが、すべて押し流され跡形も無くなっていました。気づけばコンサートが終わり、元気よく立ち上がっていました。業務中に先生の音をお聴きすると、こんなにも身体の状態が変わるのだと、改めて実感しました。そのコンサート後に、更に身をもって実感したことがあります。食べ物です。以前、先生が仰った「講座やコンサート後に、何を食べるかが大事。」に加え、応用コースでも「気をつけながら、眠くなるような物を食べている。」との言葉です。正に眠る為に、然も食べ過ぎていると気づきました。なんて事はない、自分の問題でした。新しく見直すこともしないで、講座やコンサートの経験を活かすことはできるわけがありません。昨夜の帰り道に、「日雇い労働者のようだ。」と突然頭に浮かんだのは、正にその場限りで生きているからでした。今の自分が何を、どれくらい食べる量が必要なのかも分かっていないと気づく今です。変わるチャンスを頂きました。ありがとうございます。