飛翔する魂

昨日の朝、高麗さんの書込みを拝読し、途轍もないことが起こったコンサートであったと知りました。その後、出勤の身支度をして指輪をはめた途端、ハラリと指から指輪が落ちました。指輪の一部分が切れていました。突然の出来事に驚きながら、音もなく切れて落ちた指輪を見つめ、要らないものは不要なのだと分かりました。今日のコンサートもすごいことが起こると、心して家を出ました。その日の一日は、飲まず食わずで働きました。途中で一口頂いたタイガーのコーヒーが、一気に全身に広がり力が漲ります。パンフレット組から封入、発送までを黙々と皆で行う時、ひたすら時間も忘れて集中していました。発送数が合わないというアクシデントが起こりましたが、その時に対する態度で人の在り方が如実に表れることも、やっぱりと再確認しました。結局は全てを発送することができませんでしたが、一緒に動ける同僚に感謝しながらコンサートに向かわせて頂きました。ライブ配信から聴こえる「もちまえ」のメッセージに続く先生の音は、とてもやさしく包み込んで下さります。何もかもそのままを認めて下さり、ぬくもりに包まれ何もかもが溶けてなくなっていきます。空腹も疲労も、ごちゃごちゃした感情もなくなっていました。

無事に会場に到着し、第二部から着席することができました。「グリーンの光」メッセージに聴き入り、経験できることに嬉しくなります。宇宙でした。無限に広がる世界には、無数のきらめきが光り輝いていました。見たことがない美しいグリーンの光は、どこかで知っていました。高麗さんが「高句麗の城石」と仰って選んで下さったベネチアンガラスと同じ世界でした。「グリーンの光」と「高句麗」と「メッセージ」が一つにつながりました。その瞬間、美しい宇宙の光の中で、どこまでもどこまでも上昇し、飛翔する魂と一つになっていました。人間であること、あまりにも大きな経験をありがとうございます。