風の便り
比叡山にて暑い中でも「風の便り」に心澄まし、収録している時、自然の生命は次の季節に向かい働いていることを感じました。瞬時に「秋」と言葉にするだけで胸の内に涼しい風を感じ、少しの安らぎを感じました。暦の上では今年は8月7日が立秋と知りました。ほっとしました。子供の頃からまだ寒く暗い空の下、春の足音が聞こえると生命が躍動するのです。春が来ると思わず言うと、こんなに寒いのにと言われ、自分でもこの寒さで春が来ると言ったことを恥ずかしいと感じたものでした。が、暦の上では立春だったのです。そんなことを思い出した比叡山を発つ日でした。先生が、晴美さんに東京へ行ったらと言われ、東京に出てきて6日目に私に会ったことを改めてお話しくださいました。胸の内は涙、涙です。今生きているのは先生に出会えたからです。晴美さんはいつも人を助けるところにいらっしゃるとわかるお話しをお聞きし、胸いっぱいです。克哲さんもまさかずっと先生が帰ってこないとは思わなかったそうですが、毎夜家の周りを見回り、先生の留守を一生懸命守っていたと言うお話は何度お聞きしても聞く度に胸の内は涙でいっぱいです。弘前の先生のご家族のぬくもり、愛に満ちる香りが蘇り、人間になれます。道中も先生が大学院を卒業した後にアメリカに行った時のお話しをしてくださり、昨日のことのようにお聞きしていました。先生の存在を世界中の人が知ったなら、世界はあっという間に良くなるとも見え、これからはどんどん動きます。
道中、亡き母、亡き兄を感じる香りがし、様々なことを思い出しました。私には霊魂が見え、その香りから寂しさ、悲しみを感じました。が、亡くなった人が先を作る為にはたらいていると先生にお聞きしていましたので、悲しみが光に抱かれ、新しい光となると考えました。その時、今日から8月と気づきました。広島、長崎に原爆投下された日があり、終戦記念日があります。死者の魂が報われること、世界の平和を考えずにはいられません。
熊本のことも考えます。先を作り、人間の生命がすこやかに輝く世界を作ることに邁進することが答えと考えます。次は仙台での先生のコンサートがございます。皆様と共に取り組んでいければ幸いです。明日は東京高麗屋にて「今日の語り」と「コンサート満席へ向かい生まれる本音を詩に表す会」がございます。今この時にタイムリーと感じ感謝します。昨夜から今後のコンサートのこと、12月1日の京都コンサートホールでのコンサート満席へと向かう動きを考え続けていました。まずは実行よりありませんが、考え、実行することをどんどんやっていきます。ありがとうございます。
