KEIKO KOMA Webサロン

“風に吹かれて”


昨日一日、風に吹かれて、少し「真」に近づけたように思う。朝、仕事場に向かうときも、国道43号線は風の通り道になっていて、バイクで走っていくと、自然と心が開け、思わず背筋を伸ばしてしまう。そして、夕方、京都白川沿いに歩いていると、山からの一陣の風が、すべてのわずらわしさを拭い去ってくれるようで、「高句麗伝説」の会場に向かっていることが、人生の至福に思えるのだった。さらに、開演直後から、新鮮な、初めてのリズムの音が流れてきて、まるで長距離列車に乗って、シベリアの大地を駆けていくような気分に包まれた。気持ちの良い風を感じ、しかも詩の言葉は、「風」ばかりが聞こえてくる。もううっとりして、「真」に近づいていく感覚を味わった。1960年代に、ボブ・ディランは「風に吹かれて」を歌い、「その答えは風の中に」と韜晦していた。しかし、たしかに「風」の向こうにある真実に出会わなければ、どうにもならぬことと、60年近く経って分かってきた。この昂揚感、至福感、生命感を知ってしまえば、もうだれがなんと言おうと、ここに生きるしかないと強く思う。確かに、賢明な知人や親切な友人が二の足を踏み、いまのところ敬遠して様子を見ていようと、「これは素晴らしい体験!」と言い続けるだろう。
今朝は、「若返り」を実感しながら目覚めた。早くさざ波の滋賀の浜辺の風に吹かれたいもの。そして、今日は「パワー」を、建国精神のような意欲と、それをやりきる体力と、問題解決の聡明さとを手にしたい」!

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三鷹市公会堂 光のホールにて
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府中での高句麗伝説