KEIKO KOMA Webサロン

雨模様に光る


昨日、昼発に乗った新幹線で 盛岡から仙台に向かう車中が突然 横揺れし 宮城震源という地震速報が入り、仙台から 結工房のある山下駅へ行く道中 幾度も常磐線が止まり、そして到着すると驚くほどの暴風雨。目眩く天変地異に、この日は いだきしん先生と高麗さんが新たな世を開かれる特別な日であると気付き、どきどきしながら扉を開けました。結工房の中はマーブリング模様の椅子やカーテンに彩られ、入るまでの緊張感が拍子抜けするほど明るく、お客さんのいない店内は小さなミュージアムのようです。何度伺っても、此処の 他にはない空間の美しさに惹かれます。暫くして いだきしん先生の焙煎が始まると、芳ばしい香りに呼ばれるように人が集い 客席が賑わい盛況に。あっという間に一番目の焙煎を 高麗さんが淹れてくださり、一言では到底形容できない 勿体ないような美味しさに心身満たされました。二番目の焙煎をお待ちする間、高麗さんが「今朝『お家ブティック』が見えた」と仰り、高麗さんの作品を各地の家のスペースで展示し、講演会の映像等もご紹介していく提案をお伝えくださいました。先生コーヒーで高揚している身体が更に熱くなり、雨の景色と重なり光るマーブリングカーテンを見ながら 夢膨らみます。中途半端にしてきていることもあり 結工房に伺うのは贅沢では、と昨日は一瞬迷い それでも足が向かっていました。高麗さんから直接その日「見えた」御話をうかがうタイミングを得て、うかがった瞬間から確実に生命動き喜びいっぱいです。盛岡・東北センターでの講座、語る会、先生の貴重なサプライズ御講義を経て、具体的な何かを形にする時とわかっておりました。逃さないで臨んでいきます。本当にありがとうございます。
岩村ゆかり

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Photo by ERIKA
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