KEIKO KOMA Webサロン

闘い


帰り道、澄みわたる月が共にあり、月に見守られながら帰宅しました。
2時間とは到底思えない言葉に尽くせないコンサートの経験でした。
自分はかつて何を志し、進路や将来を考えてきたのか、自分自身の芯なるところを問うていました。志をまっとうできない、芯なるところが折れてしまう最大の弱点が整理されていきました。自分自身が女性であることで社会的に劣っているとそのように潜在的に思う意識が作用していることに気づきました。歴史的なことにとらわれているという次元がすでに隙となり、弱点となっていることが見えました。隙を狙われ、パワーを奪われ、存在が不明確となるからくりが見えてきました。そのとき、ドカンと脈打ち、燃え滾るパワーが裡に沸き起こり、志とも呼べる芯なるものが明瞭になりました。考えることすら消えていたことが蘇りました。世界を見れば過去も現在も紛争や利権争いなどが絶えず、これからもこの状況は続いていくように見えますが、一方で私の胸の裡には世界中の人びとがひとつとなり、人類全体が生き続けていける共通の未来を創造することができるという希望があり、不可能を可能にできる、未知なことへと向かっていくパワーが漲っていました。国を超えて、民族や文化、宗教を超えて、共感し分かり合える人間の可能性に希望を感じ、生命の奥に感じる確かな方向性を表現していきたいと感じました。世界のあらゆるところで起こっている問題に対して、正しく瞬時に状況を理解できるようになることと、自分が何をやるかが明確になることは同義であると感じました。自分の能力さえあがれば、解決できる問題が多くなること、そして世界で起こっている問題に対しても自分のこととして解決していける自分になることを感じました。女性である自分が社会の中で輝き生きていくことができる状態はまさにこれまで実現できなかった「勝つ」ことを意味すると感じ、惑いの要素に引っかからない修練が必要と感じました。余計な意識とは付き合わず、何を実現していこうとしているのかの軸がぶれないことを教わりました。誰一人として傷つけることなく、全人類が幸せに生きていける方向への「闘い」があることを知りました。昨日までは闘うことは先生よりできないことと感じてきましたが、今日、その奥義をしり、自分の人生に新たな可能性が開けたことを感じます。コンサートの2時間のうちに身に着けた体感を明日から生きていきます。拓かれる未来は一体どのようであるか、と未知であることが楽しみです。

「存在」をテーマに、連日のコンサートと講座によってここまで変化できる機会があることに驚きと感謝を感じます。ありがとうございます。

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感動の時
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結工房にて-3
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多賀城市文化センターにて-2