間違い

講座二日目の今日、昨夜紙に書いていますと、自分の根本的な間違いに愕然としました。いい経験を自分だけでとどめていてはいけない。もちろん一人でも多くの方に先生に会っていただきたいという気持ちは変わりません。後遺症があり人並みにできない事が多くなり、かつてのボランティアもできなくなりました。人並みにと言う言葉が間違いのもとでした。駅まで歩くのに毎日大勢の人に追い越されますが、それでも歩いて行っています。目が見えにくい、字が幼稚園児並み、車の運転どころか自転車も乗れない、などと言ったことは以前できていて今はできない事です。すべては普通に人並みにはできないのです。それでも介護の仕事をしています。人並みではなく、真の私を活かすことで人並みではない私にしかできない事がある。それに気づいたとき、一人でも多くの出会う人にチケットを、と決めました。できないと思っていること、自分が決めていなかったことで人の出会いを邪魔していたとしたら。同じことを繰り返すことでは未来はありません。間違いに気づいたところからやり直します。西川久美子