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遠回り


コンサートメッセージを聴き逃さないようにと、準備万端で会社を出ました。「妖精賛歌」思わず足が止まります。リハーサルで妖精が集まってきたとお聴きし、更に妖精が一人一人の内にいることに驚きました。何て素敵なことかと喜びましたが、何やらパタパタともがき苦しんでいるようで、胸が苦しくなります。妖精は見たことがないので、羽があるか分かりませんが何かに掴まれて辛そうです。切なさ、かなしさの中に、やさしさを感じます。本来の妖精の姿を取り戻した時、私たちもどうなるのでしょうか。本来の力を取り戻し、自由になりますようにと祈るような思いで、パイプオルガンの音をお聴きしながら、府中へと向かいました。

第二部「迷信と笑うことなかれ」先生の演奏をお聴きしているうちに、突然です。メッセージを必死で聴いて、言葉の意味を考え、何かをしようとしていることは違うと気づいたのです。やめました。ただ、聴く。余計なあがきは、やめよう。
どれ位、パイプオルガンの音に包まれていたのでしょう。「ずいぶん遠回りしちゃったなぁ」生まれる言葉と共に、はっきりと目を開ければ、正面には先生の背中が見えます。いつも、どんな時も、先生がいてくださり、こうして伝え続けてくださっている。涙が溢れます。とても静かに、確実にそこにあるものは愛です。こんなに豊かな気持ちで気づいたことは初めてです。ありがとうございます。

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雪景色
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いだき
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マドリード ギャラリーより