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豊かに茂る木


仙台電力ホールのコンサート会場にて、昨日も先生はリハーサルと調律を繰り返されました。いつも、たった一音の狂いをなおすのに全部の音をなおす、という作業を何度も繰り返しながら、本番の表現の場をつくっていかれます。

「身体の内面に『真の繁栄』の源があります」とメッセージいただいた第一部。そのピアノ演奏による経験に驚きました。余計なものが祓われ、やがて、大地に盤石の根を張り豊かに茂る木を、この身をもって経験しました。世の中にあまたある繁栄の教えのような精神論や観念的なものではない、メッセージの御言葉のまま身体内の現実です。未来、天へと伸びる宇宙樹、ああ、これは高麗さんがおっしゃっていた「いだき」そのものではありませんか。

第二部の「ある時、遠い昔のある時に、人類がこの地球上に誕生し」との御言葉に、第一部の経験とつながり、先日お聞きした「大きな木」のことが想起されます。一条の光が通り抜けた一滴の滴と共に大きな葉っぱの大木は倒れ土になり豊かな土壌になり人類の生命の源になった、とお聞きしました。こんなお話をお聞きできるのは先生にお会いしなければありえませんが、これが人間のはじまりの真実だと感じることはできます。悲しみと遥かな光と愛。コンサートのさいごは豊かな透明な空間にいだかれました。私達の生命の深奥のさらに奥にある、真のちからがあらわれてくる、甦えらせてくださる、比類なき「いだきしんコンサート」に感謝よりありません。

このピアノの音がコンサートをやっていることも知らない誰かに届いて、仙台のどこかの、アフリカのどこかの、たったワンペアのカップルに、ここで表現した「愛」が経験されたら、世界変わる。と先生からお聞きしました。

高麗さんの書き込みにも「この経験が世界へ」との御言葉がありました。

人間の原点の光、未来への出口を経験する出会い。このようなことが日本で、先生と高麗さんによって表現されていることを、混迷に苦しむ世界が待っていると感じます。

今日は結工房でのスペシャルコーヒーの焙煎をありがとうございます。沢山のお写真、即興詩、笑顔に、ありがとうございます。堤 康晴
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