講座に行く前に
「便利になる、楽になる、頭を働かせなくてよくなる。それに人は抗えない。」
と、今読んでいる小説(浅井リョウ『イン・ザ・メガチャーチ』)にあったが、頭を使うことを捨てる気は、わたしは全くない。いやわたしだけでなく人間なら当たり前のことだろう。それなのに小説では、人々を没頭に導き、視野狭窄に追い込み、自分では何も選べず、思考できないように「洗脳」していく「ファンダム経済」を舞台に展開していく。いまの若い人たちの使う言葉、「タグイベ・オプチャ・HSP・MBTI・顔ない・プレミア公開……」に振り回され、わけわからないうちに、“押し活”に共感し、“陰謀論”にはまってしまいそうになる。読まない方がよかったと思いつつ、まだ手に持って歩いている。
しかし、先日の「いだきしん先生のお話ライブ配信2/22」を、24日にやっと視聴できて、すっかり正気に戻ることができた。「皮膚が単なる防御壁ではなく、世界との交渉の現場」であり、皮膚と神経は同根であり、頭の良さにも通じるところがあるとの教示は、目の前がいっぺんに開けたような、それでいて「光」の方へ近づけたような感覚を得た!「大いなる存在」に「触れられ、守られている」気持ちになりうれしかった。でも、「いだき」は「教会」ではないが……。
今日、「存在論」「応用講座」があり、また“再生”していけることがうれしい。アメリカがまた戦争を仕掛けているニューズに、もううんざりするばかりだが、一人一人が存在を表し、感覚を良くし、知性を発揮するところから平和が生成され、愛のある社会が実践される、ということに参画していきたい。でも、卑近なところで、知人の「体調不良」や「病気」が気がかりで、どう声をかけたらいいのか、どう寄り添ったらいいのか、考えてみたいと思っている。(3/1)
