詩:狛江にて
狛江にて
東京の西、多摩川に面して狛江市がある。新宿から小田急20分
高麗の江だとしたら、昔、亡命してきた高句麗族のゆかりの地か
埼玉県には高麗川が流れ、高麗神社もあるが、東京周辺には故地が多い
その直系子孫の高麗恵子さんが、「高句麗伝説」を狛江駅前で開催する
彼女が1300年ぶりに出会った光明、いだきしん先生とのコンサート
歴史の縦軸と、「大いなる存在」の横軸の合わさる交点を表現する
シンセサイザー、太鼓、笛、弦楽器、管楽器の即興演奏と
高麗さんが発する即興の詩で、魂の声、大いなる存在のメッセージを伝える
新しい感性と理性、知性が養われ、かけがえのない経験の場となるのだ
行き詰まった日本と世界を、人々を救済するほかにない機会なのだ
2005年からレバノンで開催以来、世界と日本各地で、もう百回以上だろうか
何度も足を運び、毎回新しい体験をし、頭と体と心に革命を経験する
最初は意味不明、従来の智恵と感覚ではとらえきれず、洗脳にも感じ、戸惑う
ただ参加すれば、心身は解放され、体内の古い質のようなものが消えていくし、
それまで悩んできたことも、感じていた不安や心配も光になって、消えていく
高句麗発祥の地五女山の雲海はるか向こうに真が現われるのが見えたと高麗さん
それをそのままわたしもみんなも体験できた、今回の狛江「高句麗伝説」
太鼓の音の迫力は、会場のわたしの体幹からの共振に伝わり、空間を揺るがす
高麗笛の高い音は、歴史と現在の「悲しみ」を洗浄し、光に変える!
もうすべては変わり、「大いなる存在」の現われる世になったことを実感する
もう悩んでなくていいのだ、苦しまなくてもいいのだ、救済されたのだ
天を地に表わす高句麗王の精神を軸に、新しい時代を生きていけるのだ
いまなら変えられる! 禍々しきものは除かれ、真っ当な人間として生きられる
それよりこの心身の軽さはどうだ! 青春時代以上に輝くわが身よ!
行けない理由をいくつも越えて、参加して感じ得た幸運と安心と新鮮な意気よ!