詩と共にある人生
5月1日のコンサートの経験の後、高麗さんの詩集「麗花」の一節が、不意に口ずさむようにして心に浮かびました。
「・・・人間のおろかさは根が深い
そんな人間を見つめ
共に生きている自然がある
きっと 待っているのでもなく
耐えているのでもないのでしょう
生きているから 共にあるのでしょう
だから 生きていること
そのものが やさしいのね・・・」
やさしい言葉で綴られているのに、どうしても自分との間に距離がありました。
その一節が、不意に「ああ、そうなんだ」と、すっと体に入ったのです。
こういう経験にとても深い喜びをおぼえます。
理解しようとする、そんな手間はほんとうは必要無いのかもしれません。
生命の向くままに生きていれば、生命のままに反応する それがやさしいのですね・・
些細にも思える、こういう経験が一つ一つ増えていくことに、喜びと人生の豊かさを感じます。
高麗さんの詩は不思議です。表面意識では忘れてしまっているように思えても、
ある瞬間、不意に口ずさむようにして心に浮かんできます。
そういう時、生命がその詩と出会っているのですね。
ある時、ある瞬間、何の前触れも無く、忘れてしまったと思える一節が不意に口ずさむようにして心に浮かび上がってくる。
こんな風にして、詩というものが人生と共にあることは、とても素敵です。
5月1日のコンサートの経験が深まり、広がっていく日々を、ありがとうございます。
どのような状況の中にあっても、美しく、豊かに生きられるように工夫していきます。
ありがとうございます。
