KEIKO KOMA Webサロン

見えている世界の更にむこう


昨日と同じ今日はないということを当たり前のことと知ってはいても、身を以てわかる毎日を生きています。コンサートを経験した生命は昨日とはまるで変わっています。今日は、外へ出ることが怖く、空間にはたくさんの霊魂や魂が蠢いて見え、とても気をつけていないと怪我をしそうで慎重に動きました。家に来てくれたスタッフから昨日は京王線だけではなく、他の路線も人身事故で動かなかったことを聞き、コンサート会場に無事にたどり着くことは簡単なことではないことを今までも痛いほど感じてきましたが、今も同様に感じ、コンサート会場へ向かうことを最優先し、何があっても行き着く気で動いていくことが大切と身にしみます。

開演前は体も痛く、目も見えず、不安を感じていました。何があるのかと考えながら開演を待ちました。メッセージは「偶然」

「「偶然」とは何の因果関係もなく予期しない出来事が起こる様をあらわします。「偶然の一致」という場合、どのように理解しましょう。少し考えればわかることですが、「偶然」の対義語の「必然」が働いているように感じられます。偶然がないところでの人生のストーリーなどなんてつまらないものでしょう。どうにもならないような運命を解決した先か、あるいはどうにもならない運命を解決するための偶然を活用して、素晴らしい人生のストーリーが展開されるでしょう。」

心に染みるピアノの音は生命優しく、今日も最も安堵する神の懐に抱かれる安らぎを得ます。パイプオルガンの演奏中、突然、下腹部が痛み始め、目を閉じ、調べました。何とまだ隠れている自分がいることに驚きました。やっと現れる時が来たことに悲しみを感じながらも解放の喜びの涙が流れます。心のどこかで本当は外へは出たくないと望む自分があります。が、外へ出ないで生きる人生の果ては生きる意味もなく、生まれてきた意味もない人生であることは見えます。自分では頑張って外へ出ていたような気持ちでいるのです。やがてパイプオルガンの音は魂の真髄まで届き、涙するよりありませんでした。神の悲しみと感じながらも、女性の悲しみとも感じました。ふと、先生にお会いし、初めて霊魂をよび出した時のことが蘇りました。国が滅び、お姫様は、次から次へと男の人に乱暴され、川に投げ込まれ死んでいったのです。そのお姫様が私の内に宿っていました。先生にお会いした時、泣いて泣いてこのことを語り、先生に私の内から出て行きなさいとおしゃっていただくまで、私だと思い生きていたのです。先生に出会い、自分が死んだ人間であること、私に取り憑いていることを自覚し、心からのお詫びを述べ、最後は「ありがとうございます」と深々と頭を垂れ、私の体から出て行きました。私はこのお姫様のことは手にとるようによくわかります。一体となっていたので、当然でしょうが、女性の悲しみは拭うことができない悲しみと感じていました。神の悲しみと共に女性の悲しみが光に包まれ、癒され、光と融合し、光と変わるプロセスを経験しました。私は演奏の中に入り込んでいたのです。拍手の音で我に返りました。時空を超え、人間の歴史の悲しみ、神の歴史の悲しみを見た思いでした。そして初めて解放の時を迎えたのです。何が起こったのかと驚き、戸惑い、第2部を迎えました。メッセージは「遭遇」です。

「1978年日本で公開された「未知との遭遇」という映画がありました。この映画では「未知」というのは UFOです。今、我々が「遭遇」している「未知」は「未知」とはいえないでしょう。各民族、世界全体に信じられ、敬われた神聖なる神、神々。一人一人の生命に多様にはたらき一人一人の多様性を覚醒します。時代は我々に多様性を要求し、人生のストーリーは多様に展開します。」

素晴らしいメッセージに感動していた瞬間、突然何が起こったかわからなくなり、今日は、とても不思議な経験ばかりをしています。一部では、開演前の目が見えにくい状態を考えてもいました。自分の見ている更に向こう側を一生懸命に見ようとしていました。隠れていた小さな自分が顔を出すと、裏側が見えたような感覚となりました。裏が表に表が裏にとは猿田彦を祀る神社にて聞こえたメッセージですが、今までの自分は裏側であり、これから表が現るような感覚となり、人生これからが本番と感じていました。神の世界も裏側であったと見えてしまい、これからが真の神が現ると感じ、とても心がときめきました。今日は見える世界も見えない世界も今までとまるで違います。自分が知っていた世界などは、ほんのごく一部であると気づきます。第2部の演奏をお聴きしていると、隠れていた自分も全体と一つとなりました。一部で感じた女性の悲しみも光となり、どこかにくすぶっていた恨みも消え、何もない感覚でした。部分に隔つことなく、好き嫌いもなくなり、何もないとはこのような状態なのかと初めて感じました。先生のコンサートでは何もない感覚は経験させていただいていますが、自分の感覚で捉える何もないであったと今日は気づくのです。何もないので、新しいことが生まれると見えています。やっとスタートできる状態となり、真に人生はこれからです。毎日先生のコンサートを経験させていただくと、気づきも早く、変わることも早いです。最高の日々と感謝します。この先には間違いなく世界は早く変わると見えます。今までの経験が全て活かされていくと見え、どなた様におかれましても人生最高のチャンスと考えます。ありがとうございます。

 

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狛江エコルマホールにて