KEIKO KOMA Webサロン

蓋が開く


ジェンダー講座から夜行バスで帰ってきて帰宅せずヘルパーに行きました。一人暮らしの美智子妃と同い年の方です。帰りのバス停ではらはらと舞う落ち葉に季節が変わりゆくことを知ります。身体がすっかりと変わったようで筋トレや食事はまだまだなのに先生の長時間の講座は知識とかノウハウとかを超えていくものだと思い知りました。靴のせいにしていた自分が何だったのかと、靴に謝りたい気持ちです。

夕べ、バスタ新宿で隣に座っていた年配の男性。ワンカップの日本酒を飲んでいたせいもあり初めはあまり好印象ではなかったのです。私が買ってきた飲み物のペットボトルのキャップがかたくてどうしてもあかなかったのを見かねてキャップを開けてくれたのです。それをきっかけにして問わず語りに色んなことを話し始めました。徳島県のお医者様で、医学部の同窓会の役員をしていて月に一回東京に行くこと。私とほぼ同時期に脳出血を発症していること、等々。名刺をくださいといわれ、思わす12月11日のパンフレットを渡し夢中で自分の体験を話していました。12月11日は予定があるので無理かもしれないけど、またほかの日もあるんでしょ、案内してくださいと、最後は握手で別れました。「私のモットーは出会いです」と言われたお医者様との出会いでした。チケットが売れてこそ活動であるとはいえ、何か自分で蓋をしてどうしてもあかなかったものが開いた気がします。

今日の夕方には認知症と言われている方々の食事介助に老健に行ってきます。ジェンダー講座で先生も言われていましたが介助されるとつらいことを目の当たりにしてきます。看護師や医師の処方で補助食や点滴なども当たり前に行われています。安心と言えばそうでしょうが、それが人間としてどうなのかを。今朝行った一人暮らしの方にはチキンライス風に昨日の食材をリフォームしてきました。ある食材で私が作ったものですのでおいしいかどうかはわかりませんが、嬉しそうに食べてくれる顔を見ていたら、私の方が幸せになりました。

アントレにも参加できるように生き方を決めます。

 

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