苦悩を越えて！

何か究極のところでは、救われるのだ！　という「信念」みたいなものがあって、何とか９．１１コンサートに参加でき、知人と並んで聴けたことがうれしくてならない。これでまだわが声明を全うできるプラットフォームに立っていられるのだ。美しいというより、闇をえぐるような、嫌な思いを拭い去るような「波」が何度もわが身に迫ってきて、言葉や意識の向こうにまでつれって行ってくれたような感じがしていた。終了後、誘った知人が「なにか体が軽くなった！今夜はゆっくり休めそう。」と漏らしたのがうれしかった。知人もいろいろ苦労や難儀を抱えて、アプアプしているのが分かっていたので、「一度来てみないか」と誘ったのだった。何と知人は、わたしの塾のHPのブログをずっと読んでくれていたそうで、前に「ディバインエイジ」コンサートで開明を得たという記事が心にあったっという。あらためて表現することの大切さを感じた。
高麗先生の「平和実現」を読ませていただき、あらためて自分の取り組みの愚かさを知り、心を決め直した。それは、高麗先生のような方は、もういろんな事情に悩むこともなく、また、体調に苦しむようなこともなく、明るく「高麗精神」を実現していかれるのだ、勝手に思い込み、そうじゃないことを何度も読み、もう毎日が必死な戦いというか、苦悩の連続ということを知りながら、お目にかかったっときの明朗で美しいお姿に、そのことを忘失していたのです。「性格」ゆえの苦しみ、「性格」ゆえの奇跡。「神経質」とは違う鋭敏さと繊細さでの苦悩と煩悶、それを越えて「平和実現」に向けて行動を惜しまない生き方――これこそ学ぶべきだと思いました。応用講座・存在論・死についてに参加します。ありがとうございました。