自律した生命で生きられる時代

大きな大きな収穫、2日間の京都の講座の得たものの大きさに心が浮き立ちます。存在がはっきりするということ、先生にお会いする意味がはっきりした経験でした。

固定された考えの中からはこれから先の未来は創れないことがより明確に理解出来、体制を外れて本当の意味で自律した生命に初めて生まれ変われる厳しくも未来ある時代であることをお話をお聞きして痛感しました。コロナがあり、ロシアのウクライナ侵攻があり、世界秩序が大きく壊れゆく中で、いだき講座を受けることが出来た幸運を思います。

一番強く思ったのはプーチン大統領の論文を読んでみたいということでした。何故ウクライナが狙われたのか…お聞きしたいと思っていた答えが講座で明確になっていく中で、衝動的でないその性格が垣間見られ、その行く末が簡単にはいかないように感じられてなりませんでした。論文を書くほど言葉で全部整理するからこその専制的な政治手腕、日本の自由を享受出来る環境を活かし、新しい光を拡げるように生きること、存在をあらわすこと、存在を強くすること、いのち交流し合うコンサートの、また講座の体感からその意味がようやく腑に落ちました。ウクライナやロシアの状況から目をはなさないでくださいとおっしゃられた意味、人の意識が空間に与える影響、ひとつである源、宇宙との交流、様々な経験がひとつとなり、本当の人間の時代を迎えられるか否かの究極の選択を迫られている今を生きることの責任と意味を噛みしめます。

タイムリーなコンサートや講座のスケジュールの見事さ、人間の計り知れない可能性、大いなる働きかけ、叡智ある人間としての真の存在をあらわすこと、ただありのままの自分としてひたむきに生きることに尽きると答えになりました。

帰り際に先生がみんなのお見送りに弾いてくださっているように感じられたピアノの優しさに包まれて暖かい京都での日々をありがとうございました。