KEIKO KOMA Webサロン

自分で考えるとは


応用コースのピアノは、余計なものをすべて吹き飛ばさんばかりの勢いに心が躍動しました。このリズム、勢いに乗って生きていくと、力が湧き起ります。先生の講座は異次元でありスケールの大きさに、普段の会話は何なのかと考えてしまいます。「頭の中に宇宙がある」とお聞きしただけで、わくわくとします。異次元に生きてこそ、今を考えられるのだと気づきます。先生の人生をお聞きしながら、大きな時の流れの中にいました。自分の気性とはと考えていました。突然、大きなお金を使ったり、瞬時に決断をする時は、自分が大きく動く時です。その勢いのまま、いけなくなるのはなぜだろうと考えていました。先生が仰った評価でした。他人との比較、他人の目を気にしているので、どんどん本来の自分と遠ざかっていきます。結果、自分のことが分からなくなっていくのだと見えました。「純粋とは、やり続けること。外の影響を受けない。やりたいことをやり続けるために、いだきに来ている」先生の言葉に、私は何をしているのかと俯くしかありませんでした。最後に上手くいくパターンのことをお聞きした時、自分の生活リズムが乱れっ放しと痛いほど身に沁みました。いつか直さなきゃと思いながら流し続けてきた、だらしない生活にピリオドを打つには時間の使い方から見直します。

応用コースの前に、朝一番で母に会いに行きました。前回の担当医の方たちとの面談を受け、母の気持ちはどうなのかと改めて問いかけました。このリハビリ病院に入院して1ヶ月半が過ぎますが、「ここは嫌だ」とか「もうどうでもいい」しか言わなくなったからです。母が本当の気持ちを言葉にするまで、かなり時間を要しました。周辺にまつわる言葉は余計な言葉だということを、母を見て自分の姿を見ました。「家に帰りたい」「口惜しい」やっと言葉にしてくれた時、母と一つ一つ話すことができました。気持ちが決まれば体は動くと、私は信じています。先生からも学び、実際に私も乗り越えてきたからです。母にも何かが伝わったのでしょう。その後に教えてくれる言葉が明るくなって、私も嬉しくなります。頼まれたリハビリシューズは飛び切り明るくて、かわいいシューズを注文しなきゃと考えています。そして病院側にも次回の面談はできないことの報告ではなく、であれば次にどうしていくのかの話し合いに変えるよう申し入れをしました。限られた入院期間です。どう活かしていくか、母の気持ちを一番にしながら考えて動いていきます。今日のアントレプレヌールサロンが楽しみです。

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比叡山にて
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天生 第7弾
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京都コンサートホールにて