聖なるよろこび

府中の森芸術劇場でのコンサートをありがとうございました。

パイプオルガン、ピアノの音を聴いていると、至上のよろこびに包まれました。普段から感じている命の働きのさらに奥が表に顕れたと感じました。最近、畑での仕事がこれまでになくおもしろく感じます。これまで、このような仕事のあり方を経験してこなかったのが不思議なくらいで、このような状態に唯々感謝の気持ちで一杯です。特に大きな成果を出したわけでもありません。その日、その日にやることを決めて、必要なことを次々とやっていくだけです。上手くいかないこともありますが、次は上手くやろうと考えます。鎌で刈った草を畝に載せていくという一見単純に思える作業でも達成感に溢れます。作日は演奏を聴いているうちに、至上のよろこびに包まれました。体の奥深くにある命の働きと感じました。僅かと思える日々の一歩でも、夢・大いなる目標に向かっていることを、命は自ずとわかっていることに気づきました。また、体の動かし方のひとつをとっても同じようなよろこびを経験しました。ピアノの音を聴きながら、最近、作業中に体の動かし方で気になるところを感じていました。幼少期から沁みついてしまった体の動かし方のクセなどは、本来の体の動かし方を探りながら作業にあたります。そして、正しい動きを発見すると、今までにはない体の感覚と動きに感激します。仕事の能率も向上し大きく前進したと感じます。このようなことにも、体の奥深くで起きている、命の働きとしての大きなよろこびが感じられました。

ありがとうございます。