KEIKO KOMA Webサロン

美しい秩序


三鷹でのコンサート第1部メッセージ「絶えず新たに」

「「斉一性」、今までのことの繰り返しではメリットはどんどん無くなり、過去の繰り返しによってはどんどん元気なくなります。絶滅危惧種のような一種にならないように願うばかりです。広大な宇宙も、過ぎ去ったことからは未来はわかりません。当然、見えないものを見える未来につながる見方、生き方が何にも増してこれからは必要です。歴史から学ぶ、という言い方もありますが、よほど気をつけないといけません。日々、時々、新たに。」

この世で同じことを繰り返しおこなっていることは、頭を塞がれ、どうにも抜け出し口がなく、いずれは地に埋もれるようになってしまうことが見えます。この世の枠を抜け出した時、私には先生の音が地球外生物が生きている光景が見える音と聞こえました。偶然に改めて見ました高句麗古墳壁画をよく見ると、「高句麗伝説」でのアナログシンセサイザーの演奏から見える光景が見えました。妖怪なのか、宇宙生物なのか、人間のような瞳をしながらも体は動物のようでありながら、異星に生きる生き物のようにも描かれています。蓮の花は花ではなく、一人の人間の存在のように存在している絵が描かれています。昔の高句麗人は人も動物も生き物も花も存在として見ていたことを今この時になるとわかることができたのです。今日は先生の演奏を聴きながら、高句麗壁画に描かれた絵が見えるようでした。私の勝手な表現ですが、地球外生物が生きる世界と見えた世界の共通語は数学であったのです。数学によって通じ合えている世界が見えました。そして数学によって美しい秩序が作られていくのです。それはそれは美しい働きであり法則でした。一部の後半は、この世の作られた世界は打ち破られます。壊されることは真ではないとわかります。先生にお会いした頃に壊されたくない自分をしっかりと守り、頑なに心を閉ざしていた時、人に壊されて困るような程に大切なものなのかと先生に尋ねられました。壊されて壊れるものなら大したことはないとのお言葉に笑いが込み上げ、頑なに閉ざしていた心が開きました。本当にそうだとわかりました。真であれば壊されることはないのです。いずれ壊れるものを一生懸命守っていた愚かさには笑うよりなく、一変に手放せました。今日の演奏から見えたことは壊されるものは全て壊されていく状態でした。生意気な頭は落ちていくだけで使い物にはならないとどこからとも聞こえると同時に、会場には頭が落ちるように寝入っている人を多く見ました。畏れ多い存在が現れ、この世の作りものが壊れていく場面において寝入ってしまう状態は、この社会においては当たり前にように教育された作られた頭であると見え、悲しいばかりでした。このような頭の使い方は壊れゆくと見えます。絶滅種という表現がメッセージにありましたので、数学により美しい秩序を作っている世界から見るとこのような人間が生きている世界は一部に過ぎず、今や絶滅種と見えることには驚きました。衝撃と新たな世界が拓かれた躍動する生命となり一部は終わりました。

第2部は「運命は一瞬の油断で見逃す」

「頭脳も感性も柔軟性も失うことなく未来につながる一瞬を見逃さないことです。何かに無我夢中になるということはとても大事ですが、同時に今までと違う経験の機会を逃さないことが雌雄を決します。一言で言うならば、創造性の時代なのです。身近かな日常であっても創造性なくして幸せという言葉は不毛です。内面の豊かさ、すなわち過去から自由になっている内面の豊かさが必須です。」

この音は。。。この音は。。。と何を表しどのようなメッセージを送ってくださっているのかを必死で考えました。考えたところでわかりようはなく、ただそのままに居る事よりないことはすぐにわかります。ただならぬ迫力の音、ただならぬエネルギーが動く音に、大いなる存在の現れを感じましたが、大いなる存在であってそうではなく、神であってそうではなく、宇宙のはるか彼方であってそうではなく。。。と考えた時、宇宙の生まれる3段階前、先生の存在が現れていると気づきました。その迫力、存在感は過去には見たことも感じることもない初めて触れる畏れ多い存在です。真の存在が現る時、人間は人間となるのです。新しい時代は宇宙の生まれる3段階前の世界が現る時代とわかりました。生命の内で違和する反生命的な物質と感じているある何かが、ひっくり返り、生命に融合していく感覚が生まれました。全ては生きる方向に向かうと感じ、大いなる希望を感じます。生命の内にも外にもある反生命的な物質を私は嫌がり、体に入れながらも追い出したく抵抗していることを自覚していました。人間が作った物によって生命が侵されることを嫌がっていても現実はどうしようもないと感じることでした。農薬等もその一つと考えますが、反生命的なものも融合する生命の働きがあると経験できた時、経験する奇跡に涙にじむのです。過去の観念も正確でない知識も全てをぶち破ってくださる音に過去は粉砕され、新しい人間となるよりない有無を言わせぬ迫力に希望よりありません。宇宙を抱く音に包まれ、身を置いている空間はこの世でも地球上でもないような初めて経験する体感でした。

終演後に先生に経験させていただいたことをお話させていただきました。数学が共通語にある世界のことを知りたい気持ちでした。先生は目に見えない世界を見る方法は、私のように生まれつき見えるような感性があることと、数学、論理学と教えてくださいました。「見えないものを見える未来につながる見方、生き方が何にも増してこれからは必要です」との一部のメッセージのお言葉がよく理解できます。新しい時代を生きる新しい生命となるべく経験をさせていただき、感謝よりありません。ありがとうございます。

 

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高麗恵子ギャラリーにて
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私の出会った 高麗恵子作品展
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結工房にて 即興詩9