KEIKO KOMA Webサロン

秘伝満載の考えるヒント


昨日の迎賓館コンサートは先日の京都の応用コースでいだきしん先生が仰っていたことを受けて身体の裡でぐるぐるかき混ぜられながら一つに成っていくような大転回の経験でした。

先生と出会い、「人間とは」を問い、考えることを学び、いつしか先生がやってこられたように「自分でやるよりない」と芯から気づきました。目指してきたのは「はるかなる中心から生命力あふれる未来の中心 (ST5「宇宙樹」メッセージ)」といだきしん先生が表現された「中心」です。紆余曲折とは簡単には言えぬほど長い年月を彷徨ったものの、昨日の迎賓館コンサートの経験でわかったことは何とか方向を間違わずに向かっていることでした。昨夜はぐっすりと寝て、まだ暗い未明にスッキリと目覚めて、この数日に起こった多くの現象の深層にある一つ一つの人間的な出来事がよく見えて、時空を超えて一気に繋がりはじめました。

応用コースで先生が仰っていたように実はすでに目指していた地点に来ていても気づかずにまた迷ったり、否定したりすることが続いていました。この数年ほど続いていましたが 7月頃から顕著になったのは、何かにつけて、力が抜けてしまっていて、頑張らない自分の存在です。間違って「虚無」と捉えてしまう危うさがありました。講座で先生から変容の時の様々な経験をお聞きしていることやコンサート、コンサートメッセージに助けられ、「虚無」とはどこかが違う新たな生きる状態では?とそのまま受け入れてきました。振り返ると、力は抜けても意志はあり、先を創ろうとする動きに成っていく日々です。

応用コースで「自律」はカントの「オートノミー」から来ていると伺いました。その言葉の響きに合う感じですが、微妙に違う「何か」は常に先生の表現される言葉によってその隙間を埋めてもらっているように感じます。いだきしん先生から学ぶ「自分でやるよりない」との自律への道は「先生の存在があり、変化する世界、宇宙がある今」、が前提条件です。存在論で何度も何度も教えていただいたハイデガーの「世界内存在」という考え方は「世界」が変われば「存在」が変わるということでもあり、世界を変え続けてくださるいだきしん先生と同時代に生きられる「今」は、存在の本来性を取り戻し、自分自身になれる可能性に満ちています。

いだきしん先生と出会った時からわかりたいのは「愛」ですが、自分でわかるまで愛の経験を山ほど重ね、自分自身の存在を表し、歳をとればとるほどに豊かな人生を送る人間になることが「生命力あふれる未来の中心」に向かう道と見えます。先生の「存在」についてわかればわかるほどかつては圧倒的な力不足と能力の無さに途方に暮れましたが、プロディロックス、間主観性、Prudenceなどなど・・・、山ほどの「考えるヒント」を次々と教えていただける恵みにあふれる「今」でもあります。
比叡山の光り輝く空間は素晴らしく、高麗さんの心洗われるお迎え、先生のお浄めコーヒー、ど真ん中コンサート、高麗さんの美しくやさしいお見送り・・、と、比叡山は最高の愛のフィールドでした。そして本日も尊い愛の経験の場を心よりありがとうございます。

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三鷹市芸術文化センター 風のホールにて
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りんどうの花
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高麗恵子ギャラリーにて