秘められし力

京都の出会いの一日からあっという間に時が流れ、その速さに驚きます。

久しぶりに拝見した弘前での高句麗伝説、当日の熱がある中で参加した経験から時が流れ、改めて今体験するあの時は、改めて今を予言していることに驚きました。
東北3県初日の仙台の高句麗伝説があまりに苦しく、大地からの纏わりつく闇に帰りは女性のそばに寄ると吐き気がするという初めての経験から翌日には熱が出て、先生のお誕生日の弘前という流れ、艮の金神の解放を感じ、行かないということは許されないと感じていました。
今、経験してみても隠された真の神の解放、輝き満ちる世界は新しい光の世界へと繋がる時であったと感じてなりませんでした。

シリア100回記念の蒼き世界、精神の柱立つどこまでも透明な深い世界に冴え冴えと思考が広がっていきました。エブラ宮殿跡では天とひとつの世界在り、昨年最後の精神の源を辿るシリア編で見た不思議な銅像の目の奥に宇宙を感じ、遥か向こうから来られた存在の力を感じました。

秘められし隠されし力は天とひとつ
分かつことのできない片割れの中に

聖めの水　天から額へと注ぐ水の流れ　いのちの奥から湧く水とひとつ　いのちを浄め　大地を浄め　世界を浄める

素晴らしい経験からの魂の語り、姫の香り満ちる空間、心ひとつの高句麗の人々、歴史の巻物がそのまま描かれていくようで惹きつけられていきました。姫の香り追いかけ道ならぬ恋、彼方の時に想いを馳せる切なさに私も胸が苦しくなりました。

どんどんはっきりと、わかりますかと心の内に響く朱豪様の想い。母の想いは我が想い、私を置いて行かないでと叫びたい想いを押し込めるよりなかった、この苦しみがわかりますかと内から生まれる声。どこをどう歩いたのかもわからず、ふと気付く、悲しいのはわたしだけではないと。大地に眠る魂の声、美しい月満ち、悲しみ受け止め生まれる気持ち、先を創ることが愛…と。

高句麗伝説はじまりの日は、やはりはじまりでした。ありがとうございます。