真の愛

たくさんの学級文庫の中から、高麗さんの詩集「出会い」を選び出し、高麗さんの詩　先生の撮影されたお写真に語りかけ、頬ずりしながらずっと見ていた少年がいます。障害特性で、静かにすることは苦手な少年でしたが、私は、いつか高麗さんに会わせたかった。昨日の府中コンサートに、ご両親ともにやっとお連れできました。埼玉県飯能市から府中まで、何十回も声を小さくと注意されましたが、友達と先生の名前を嬉しそうに大きな声で言い続けていました。コンサート会場で、高麗さんにご挨拶した後、静かにできなかったら、一緒にロビーで聞こうと考えていました。
先生の演奏は、真の愛でした。真の愛は、どの生命にも届き交流し、限界を超え、障害特性を乗り超えました。片時も静かにできなかった少年が、時々動いてしまいましたがしゃべらず背筋を伸ばしてコンサートを聴いていました。
どの生命も求めて止まないのは、真の愛です。
真の愛は、交流し、考えている限界を超えます。限界を超えた一人一人が、人生を変え、平和な世界にすることを目の当たりにしました。
府中コンサート　先生　高麗さん　皆様　ありがとうございました。