KEIKO KOMA Webサロン

盛岡にて


愛に満ちている生命を実感した盛岡コンサートを心よりありがとうございました。

今回は久しぶりに車で盛岡に参りました。盛岡に向かう道中、輝く緑が更に輝きを増し吹く風は爽やかでとても気持ち良かったです。

温もり溢れる東北センターに着くと安堵致しました。「死について」「応用コース」では、本当に23日はとんでもないことが起こっていたんだと改めて驚き、自分の生き方を真剣に糺さねばと考えました。「人間とは何か」の答えを見いだされた、いだきしん先生の生き様に首を垂れるよりありません。お話の中の「起こる」ことについても考えました。起こっていても、いろんな理由をつけて潰していた自分の人生もわかりました。今となっては全てこれからと考えます。

幼少期は山で過ごすことが多かったので「山の神」という響きに懐かしさを感じました。海辺の町で生まれましたが覚えていることはなく、山、谷、川で遊んだ記憶はたくさんあります。

疎外のお話はこの度は良く理解出来ました。一生懸命やっているつもりでも、結局は疎外されていたから同じところをぐるぐる回っていたようです。「動きながら正確になっていく」「これでいいということはない」というお話が心にあります。

コンサート前に、マーブリング展示会のお手伝いをさせていただきましたが、本当に高麗さんのマーブリングはこの世の奇跡と感じています。単なる知っているだけのことで、また短絡的ではありますが、中世の暗黒と呼ばれていた時代にルネサンスが起こり素晴らしい芸術が生まれ、第一次大戦、スペイン内戦、第二次世界大戦を経験したピカソがメッセージ性の高い作品を生み出し、経済的にも文化的にも世界の中心となっていたアメリカで、中心のない作品を描いたポロックの作品が評価され、「アートが発信するメッセージは幾千の言葉より饒舌なことがある」というのは的を得てると感じていました。今、コロナ禍の中で、高麗さんのマーブリングをはじめとする心模様作品は、異次元に飛翔する燦然と輝く希望となっていると感じています。

コンサートテーマの「ある一点から」「一点と一点からはじまる愛」というテーマをお聞きし、やはりどうしても気になる高麗さんの書があります。「中心から中心へと世界は変わる」です。盛岡へも持って来ていますが、どういう状態をこの書が表しているのか気になり考えています。

本日も宜しくお願い申し上げます。ありがとうございます。

塚崎知美

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