KEIKO KOMA Webサロン

盛岡から仙台へ


本日の盛岡コンサートをありがとうございました。
昨日から盛岡にて動員活動をいたしました。
ドリップパックコーヒーも持参し、おすすめいたしました。
結果は、コンサートチケットもコーヒーも、一つも売れませんでした。
自分に「報復したい気持ち」があるから売れないのだと考えていましたが、活動中は、全く意識に上りませんでした。長靴を履き、暖かい服装で歩いたので、雨で寒いことは全く気にならず、歩くのは得意で、売れなくてもまた歩き、気になるお店に入っては、パンフレットをお渡しし、お話しいたしました。
宿泊したゲストハウスのオーナーさんは、なんと自分と同じ大学出身のひと回りくらい歳下の後輩でした。持ち込んだご飯を食べながらあれこれ話し、ふとした時にいだきしん先生のことや、高麗恵子さんの事をお話ししました。
他に石川からいらしたご夫婦が一緒でしたが、ほとんどお話する時はなく、お二人が車で出発する直前に、パンフレットをお渡しできました。

ゲストハウスのある地域は、盛岡町屋が保存しつつ活用され、また、少し歩くと朝5時から8時頃までやっている朝市があり、歩きがいのある場所でした。朝市では、雨のせいもありかなり冷えていましたが、店ごとに薪ストーブがあり、上にやかん等を沸かしつつ暖をとる様子も良かったです。

宿を出て歩き始めると、お話しできるお店が3軒ほど続き、楽しかったです。
また、昨日気になった南部煎餅屋さんでは、「お茶餅煎餅」という、砕いた胡桃入りで醤油味のお煎餅を見つけて買いました。カッチカチに硬い「お煎餅のみみ」をサービスしてもらいました。
そこから、中心地からは少し離れた場所にある、DMをお出しした会社様を訪問し、2時前にNPO高麗東北センター付近に辿り着いたので、高麗恵子さんの講演会に参加いたしました。
そして、高麗さんが24時間テレビの中で、いだきしん先生が31時間連続演奏をされた時のお話しをされた時、私の中に「報復したい気持ち」がムラムラと湧き起こりました。
恩知らずで申し訳ないことなのですが、本当は「いのち一つで生きる温もり」を感じながら皆様と動員活動をしたいので、表現いたします。
「愛は地球を救う」番組にての31時間演奏の時から始まったボランティア活動では、一丸となってコンサートの動員数や、運営資金の目標を達成してゆかれたとのお話でした。
それを伺った途端、私の中に
「自分たちだけ、いい思いをして」
という、悔しい気持ちがパッと生まれたのです。「報復したい気持ち」を言葉にすると、これだった、と分かりました。
理性では、理不尽な怒りだ、その活動のお陰で今の私があるのに、なんと恥ずかしいことかと、自分が間違っていると否定するのですが、感情を消す事は出来ず、講演会終了後は、自分の活動すべてが嘘っぽく感じ、気持ちが沈みこんでしまいました。
しかし、コンサートまでの2時間を、沈み込んだまま何もしないのは、今までやったことを無駄にするのでもったいないと考え、DMをお出ししたお店を訪問して反応を得たり、次にご案内したい会社様の場所を確認したり、パンフレットをお渡ししてコンサートのことをお伝えしたりしてから、コンサート会場に行きました。

コンサートでは、生命を救う先生の渾身の演奏に感謝が溢れました。仙台コンサートの動員は、いのち一つで向かいます。

これまでの動員活動では、結果を出せたためしがなく、自分の活動全てが嘘っぽく感じ、嘆き始めると歩くことさえ虚しくなっておりました。
結果を出せないのは、自分の存在を表せていないからという問題はしっかり考えながらも、動くことは諦めずに、皆様といのち一つで生きる温もりを実現させていきたいのが、本当です。
素気なく、言葉少ないのは恥ずかしがりゆえと、お許しください。

長々失礼いたしました。

高橋陽子

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六本木本社 社長室にて
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比叡山より2
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京都「高麗屋」にて