KEIKO KOMA Webサロン

異次元空間 内面の深奥につながる


全国から高句麗伝説にご参加いただき、誠にありがとうございます。リハーサルにて一音をお聴きした時から、今日は過去の延長はないとわかり、必死で音を聴きましたが、多次元、他世界が交わり、ひとつに融合し、新しい世界が生まれる図形を言葉に表すことは大変難しいことでした。ある音では、あまりにロマンにあふれ、胸揺さぶられてならず、いつもでしたら、言葉に表現し尽くせぬ感動に胸震えと表現するところですが、この胸震える感動を言葉にしていかねばならないことに畏れを感じました。最近のコンサートでも胸の内が号泣しているのですが、悲しみともいえず、愛であることはわかりながらも、今まで感じてきた愛ではないので、言葉にすることが憚れました。いよいよ高句麗伝説という場面で言葉に表現できないことを言葉にする時が訪れました。多層する世界が交わりながら深い音の重なりの時にはおおいなる存在に出会います。私の目には明らかに大いなる存在が見えるのです。国創りの神と表現する時には国創りの神が現れ、見えるのです。ラストの音は紛れもなくおおいなる存在が空間いっぱいに立ち現れていました。そしていつもずっと共に居てくださる「蒼い存在」と呼ぶよりないどこまでも澄んだ深い蒼の光の存在が空間全体に立ち現れ、武者震いが起こりました。詠ませていただきました詩は高句麗19代王、好太王様の詩でした。日本書紀で、好太王後裔は武蔵国にすむ高麗と書かれていたのを見た時には心臓が飛び出る程驚きました。同時に生まれて初めて高句麗の地を訪ねた時、好太王碑にて受けたメッセージは真であったとわかる瞬間でした。夢を見ているように感じ、愚かにも夢を見ていると思ったのです。長い年月が経ちました。今日、先生をこの地にお迎えさせていただき、これほどの存在が立ちあらわるとは。。。全てはおおいなる存在、国創りの魂のはたらきによるものと、頭を垂れるよりありません。私はあまりに愚かであるとショックを受けながらも、やっと人間となれる喜びが生まれます。

リハーサルの時に胸揺さぶられてならない音に感動するばかりで詩に詠むことはできませんでした。その時、インカのお話しをお聞きしました。ある時の応用コースでもお話しくださっていました。山の上で暮らしていた人達には共通の生き方があること、悲しいことに山に上で暮らしている人たちは滅ぼされるとのこと。高句麗発祥の地、五女山城は山の上にあります。雲海を眺める時、はるか彼方に心馳せます。天に近いので、天とつながり生きていた感覚が先生の音から蘇ります。哀しみ。悲しみ。愛しみ。とてつもないロマンを感じます。高句麗王が求めてやまなかった天の更に向こうのはてない世界が拓かれた今、すべては蘇るのです。これほどのロマンはないと胸揺さぶられてなりません。

ある瞬間の音を覚えていますか? ある瞬間、異次元空間が立ち現れました。ここは闇はかすりもしないと詩に表しました。何にもかすりもしない異次元空間でした。ここは内面の深奥につながっていました。この世で生きながら、永遠に生きる世界とわかりました。内面の深奥を感じ、この世で生きながら、真の人間としての人生を生き、真の平和を実現していけるのです。とてつもない経験の連続でした。幾世代も生きてきたような体感でありながら時間がない宇宙の生まれる3段階前の世界に身を置いていましたので、あっという間でした。時間がないので本当はあっという間もありません。不思議な新しい経験です。終わった今は宇宙の生まれる3段階前の世界で生きる人間とし、教養を身につけていくことが必要と感じています。表現する力を訓練できるならしたいと望みます。これからの高句麗伝説は難解となると感じ、次回までに人間修養をしていきます。

映像スタッフも大変であったと聞きました。機材は次から次へと壊れ、カメラは2つ壊れたと聞きました。人間もしっかりと今起こっていることを受け止め、理解し、考え、真っ当に生きる道を作っていかねば大変なことになると気持ちを引き締めます。内面の深奥を感じ、異次元空間で生き、この世で美しく生き、真の平和を作る道を作っていきたいです。ありがとうございます。

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結工房にて
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新五女山コーヒー
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三鷹市芸術文化センター 風のホールにて