男と女の進化

盛岡東北センターにてジェンダーとビデオ講演会を誠に有難う御座いました。
距離が近く、ジェンダーの終盤の宴会のような賑やかな楽しさは東北センターならではと感じます。
愛し合う時間と経済社会で生きる仕事の時間が全く違うことを初めて了解しました。仕事を家に、家を仕事に持ち込まないというお話が理解できました。仕事の時間というものがそれ程無かったところから店が人気になるにつれて仕事の時間尽くしになっていた事を自覚します。時間を分けて素早く切り替え出来るようになれば、限界がない命が活きるとわかり今日から心得ています。
目的がある動きは行為、何だかわからない動きは行動とお聞きしました。今までは行動という言葉をメインで聞き、使ってきた頭が定義された正しい言葉で切り替わります。広い意味では、地球で生きることそのものが行き詰まっている自然環境、新しい体制を見出せない社会、暴力的な世界や仕事などの終焉が加速する中で、どんな状況が来ても創造して愛に生きる為の全ての行為ができる人間にして頂いている日々だと分かります。全ての答えがある演奏をお聞きし、愛が基本のこちら側からなら考え、生きていけるという生命の底力が湧き上がるのです。盛岡で湧き上がるこの力には唯一、日本は大丈夫かもしれないと希望の光が見えます。男と女という生物としての人間は厳しい自然で生きていく為の進化のプロセスなのだと知りました。ここからどう進化していくかのど真ん中に生きていることに正しく躍動する今です。この様なあらゆる角度から見ても危機の時代に希望を見出せる在り方があること、盛岡でしか経験出来ない神性顕る深淵な時が在ることに感謝します。

ビデオ講演会にて、思わぬ展開や全く違う感性で感じておられること、詩の御言葉をお聞きでき北の地にいる豊かさが深まります。美しい言葉に、北緯40度の各地で開催されたコンサートや高句麗の息吹などそのまま体感します。このような状況下で、取れる限りの会場でコンサート開催に向かってくださっている御心に感謝でいっぱいです。一人一人の進化が問われます。
有難う御座います。